アイリッシュハープはケルト音楽に特化したハープです。ハープというとグランドハープが有名で、オーケストラなどに使用されている楽器です。しかしアイリッシュハープはケルト音楽用に特化して発展していった楽器です。グランドハープと比べると、小型で、軽量なのが特徴です。弦の数は特に決まっておらず、製作者によって様々です。しかしアイリッシュハープは世界的に認知されていて普及している楽器です。
場所
アイルランドでこの楽器は生まれました。同じハープでも音が優しくおすすめです。レッスンなどやっている教室も多いです。
価格について
購入価格は10万円以上、100万円以上のものもあります。音色やペダルなど素材や機能によって販売されている値段は変わります。ピアノなどと合奏や活動することもあります。始めるにしても教室などでも指導しておりその後練習を教えてることも多いです。大きく移動が大変ですが楽しみな楽器です。響きには少し癒しの効果があります。以下の記事でオンラインショップを紹介していますので購入しましょう。
アイリッシュハープの歴史
アイリッシュハープはハープから派生した楽器です。ハープの起源は狩猟に使われる弓といわれており、紀元前3000年の古代メソポタミアでの記録が残されています。ハープはオーケストラなどに使用されるようになり、近代ではオーケストラの定番楽器となりました。その一方で、アイリッシュハープは12世紀頃には存在していたと言われています。14世紀ごろに演奏されて16世紀後半から17世紀前半にかけて、アイリッシュハープは黄金時代を迎えます。アイリッシュハープは王族のなかで重用され、アイリッシュハープの奏者は貴族たちに優遇されました。エリザベス1世はアイリッシュハープ奏者を雇い、王室や宮廷でハープの演奏をさせました。11世紀から19世紀に至るまでアイルランドでは金属弦ハープが演奏されていましたが、19世紀末からガット弦が張られたハープが演奏されるようになりました。この楽器は、それ以前のアイリッシュ・ハープと区別するために「ネオ・アイリッシュ・ハープ」と呼ばれることもあります。20世紀になり、金属弦ハープはガット、あるいはナイロン弦のハープにとって代わられました。伝統的なハープ音楽はネオ・アイリッシュ・ハープで演奏されるようになりました。
アイリッシュハープの特徴
アイリッシュハープはグランドハープに比べて小型で軽量な造りであるため、小型ハープと呼ばれることもあります。アイリッシュハープは弦の数が決まっておらず、大きさも140cm〜160cmのものから、100cm未満のものもあります。弦の数は一般的によく用いられるのは34弦、36弦ですが、重さは8～15k程度あるため、持ち運ぶのは毎回大変です。そのため、15弦、22弦といった持ち運びできて軽い小型ハープも人気です。弦の種類も様々でナイロン弦、カーボン弦、ガット弦などあります。アイリッシュハープの一番の特徴は、各弦にシェーピングレバーが付いていて、頻繁にレバーを上下させ半音変えることで、様々な楽曲の演奏が可能です。アイリッシュハープのレバーは手動で動かし、演奏中に行う必要があるため、非常に難易度が高い楽器でもあります。
アイリッシュハープの曲
アイリッシュハープはとてもケルト音楽と相性がよいです。また、ヒーリングやアンビエント楽曲との相性もとても良い楽器です。
コメント