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【音楽ジャンル】オルタナティヴ・ロックとは? 歴史と特徴、意味を解説

General

オルタナティブとは意味はなんなのか?解説します。オルタナティヴ・ロックというジャンルは1980年代ごろの欧米諸国でとても流行した音楽ジャンルです。比較的に最近生まれた分野だけに明確な分類がなく、人によって解釈もさまざまでこれと言った絶対的な定義が存在しません。そのため、人によっては何のジャンルを指しているのかすらわからないという人も多いジャンルです。

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オルタナティヴ・ロックとは?

オルタナティヴ・ロックは1900年代後半に流行したロックの大きなジャンルの一つです。しかしこのジャンルはサウンド的にはこれと言った定義がないため、色々な音楽が存在することが特徴です。ではどのような共通点があるかというと、今までの商流から外れた新しいロックということです。独創的で新しい画期的な音楽をやるバンドを指すことが多いです。型にはまらないアンダーグランドな音楽バンドを指すこともあります。そのため、音楽の方向性は大手メジャーレーベルの商流とは外れたところを目指しており、インディー・ロックに近いと言えるジャンルでもあります。

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歴史

オルタナティヴ・ロックの元になっているのはパンクロックと言われています。パンクロックなどは1960年代に流行していましたが、ハードコア、パンクロックが分野として成長していくにつれてそのどちら共に似通いながらも共通しない新たなロックが生まれていきます。そのロックがオルタナティヴ・ロックと言われており、恐らく1970年代のアメリカやイギリスで発祥していきました。若者たちが抱えながら声に出していえないような、政治や貧困に対する不平、不満を代弁してくれている、ということにもつながり、支持されたという背景があります。オルタナティヴ・ロックはハードコアなどが元になっているため、激しいロックであることが特徴としてあります。オルタナティヴ・ロックのシンボル的存在になったのがアメリカのバンドNirvanaです。

当時のNirvanaは世界に衝撃を与え、若手ロックバンドたちは模倣するようになりました。その影響もあり2000年代以降のオルタナティヴ・ロック界では、ホワイト・ストライプス、ストロークス、アークティック・モンキーズ、アーケード・ファイア、リンキンパークなどが活躍し、ロック産業を大きく発展させました。恐らくオルタナティヴ・ロックは2000年代初頭のロックの中で最も流行したジャンルと言えるでしょう。しかし2000年代を最後にロックは世界の主流ジャンルから脱落していくことになってしまいます。

衰退

2010年代以降がより顕著でしたが、ロックはヒップホップ、EDM、ラップなどに押されるようになりヒットチャートなどでも上位に来ることは全くなくなりました。DTMの進化により気軽に音楽ができるようになったことや、1人で音楽ができることで、わざわざバンドを組むメリットもなくなったため、ロックは世界的に衰退していったのです。2020年代に入っても、ロックは全くヒットチャートに出てこないことがこれを証明してます。

有名アーティスト

オルタナティブ(alternative)のジャンルはアーティストがとても多いので情報を一覧で紹介します。オルタナはROCKの分類に当たり、インディーズ、ハードロックやグランジに近いバンドもいます。80年代、90年代にカテゴリが登場してからというもの、ニルヴァーナなどが注目されました。初期はアンダーグラウンドなものが多かったですが現在の音楽性はかなり多様化しています。

Linkin park

アメリカで2000年代初頭大ブレイクを起こしたバンドです。ロックとヒップホップをかみ合わせたリズムのよいスタイルは世界中で大ヒットしており、多くのファンを引き付けました。ボーカルのチェスターはその後自殺してしまいましたが、マイクシノダはソロプロジェクトを続けています。

Arctic Monkeys

イギリスのロンドンで結成されたロックバンドです。彼らは国内の主要音楽賞を総なめにして一躍トップミュージシャンの一つとして認識されました。ロンドンオリンピックなどでの演奏している世界的バンドの一つです。

Nirvana

アメリカの伝説的なロックバンド。彼らは1991年に発表した2枚目のアルバム「Nevermind」が全米チャート1位に輝くヒットとなりました。カート・コバーンはもはやカリスマ的存在として君臨していました。しかし彼は1994年に自殺しています。

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