エウェ太鼓は西アフリカ固有の芸術音楽や民音文化で使われるドラムですので紹介します。非常に音があふれる珍しい楽器でガーナ、トーゴ、ベナンのエウェ人のドラムとして知られています。このドラムは一般的に認知されている楽器とはいいがたいですが、西アフリカにおいては認知されている楽器の一つです。戦士の戦意を高揚させたり、お祭りで演奏するときに使用されます。現在はイベントで祝うために使用されています。この楽器はBGMなどで稀に使われています。
場所
ガーナ、トーゴ、ベナンでこの楽器は生まれました。西アフリカの多くの文化、生活、踊りのスタイルで利用されます。打楽器で族の文化を表現できる重要な楽器です。社会では参加できる公演でこのドラムが行われています。アーティストはサハラだけでなく、世界中で数ヵ国以上おり、エネルギーが溢れるドラムです。
価格はどれくらい?
価格は1万円くらいから10万円以上のモデルがあります。以下の記事でオンラインショップを紹介していますので購入を検討しましょう。
エウェ太鼓の歴史
エウェ太鼓はエウェ人によって開発された楽器です。エウェの人々は13世紀頃に今の西アフリカ地域に移住した民族とされています。エウェ太鼓は宗教的な慣習に使用されるようになりました。さらにお祭りや儀式などでも使用されるようになり、一般化していきました。エウェ人は現在ガーナやトーゴ、ベナン地域に国境を跨って住んでおり、彼らの部族のシンボル楽器としての役割を果たすようになりました。アフリカの領土というのはヨーロッパ各国が勝手に決めたものであり、アフリカ部族ごとに領土を決めたわけではありません。そのため、エウェ人に限らず、アフリカの民族は複数の国に跨って分布していることが多いです。
エウェ太鼓の特徴
エウェ太鼓は、木製の棒と金属の指輪を備えた樽のように構成されているか、単一の丸太から構成されています。このドラムセットは地域によっても組み合わせが違うため、絶対的な定義がありません。地域によってはベル楽器であるGankoguiやAtokeと呼ばれる鐘楽器を使うこともあります。その他シェイカーであるaxatseという楽器を使うこともあります。そのため、エウェ太鼓はセットとして使われることもあるのです。棒と手で演奏し、リズムを作り出します。この太鼓は主にお祭りや伝統的な宗教儀式などで使用されることが多いです。
エウェ太鼓の曲
エウェ太鼓はとても珍しい楽器でポップスのような歌謡曲ではまず出てくることはありません。そのため、エウェ人の民族イベントのときに使用されるのが一般的です。複数の人で構成され、演奏するのが一般的です。
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