親としては教育の一環として子供に音楽をやらせる家庭がとても多いです。ピアノ、バイオリン、ギター、さらには声楽をやらせる家庭もあります。人によっては上達が早かったり、遅かったりするため、それにより才能のある、ないを判断する人も多いようですが、実際のところは違うところに本質があったりするものです。
才能の見分け方
音楽が大好きで、たくさん練習時間をとって毎日しっかりと自分から進んで練習する子供には才能があると言えます。しかし親に命令されて、嫌々レッスンをしている子供には才能がありません。ここで、何が言いたいかというと、やる気がない子供には何をさせても無駄だということです。「子供の頃ピアノやってたけど、大嫌いだった」、「ピアノをやってたけど、今は全然弾けない」、「音楽が好きじゃないのに音楽大学卒業」と言った言葉が良く聞かれますが、まさにこれが才能のない場合です。つまり能力ではないのです。
才能=継続
才能とは継続することを意味します。練習が嫌いな場合で、強制的に親に命令され、練習しているような場合は時間の無駄で終わります。なぜなら、命令されることがなくなった時に練習を辞めるからです。才能とは継続できる人にのみ、適用されます。スポーツ選手が毎日練習をすることが当たり前で、勉強が得意な人が毎日勉強するように、音楽も同様なのです。10年、20年と常に練習できる人だけが才能のある人になることができます。
育児を振り返る
無理やり音楽を子供にやらせている親は、一旦よく考えなおす必要があります。無理やりやらせていることに対して、見直す必要があるということです。最終的に才能のある人は指示をしなくても自分から勝手に練習を始めます。つまり意思のある人しか、才能は身に付けられません。子供に練習を強要している人は、子供のことを考える前に自分の行いを改めたほうが良いのです。
年齢は無関係
ちなみに音楽家に実際なっている人は20代がとても多いです。しかし、例外も数多くいます。中年になってから歌手になったイギリスのスーザンボイルのような例もあれば、映画音楽の作曲家などは10代でなることは難しく、中年以降のベテランがとても多くいます。音楽を始める年齢が早ければ、才能が身に付くとも言い切れない部分があります。アメリカの人気歌手、ケイティペリーは15歳から音楽を始めています。
音楽大学
家庭によっては、無理やり子供の進路を決めて、音楽大学へ進学させるところもあります。しかしこれは逆効果です。音楽が好きでもない人に無理やり大学へ行かせても、子供が不幸になるだけなのです。本人のやりたいことをやらせるべきであり、あまりにも行き過ぎた干渉は子供の人生を悪くさせるだけです。さらには大学は学費もかかります。無駄な費用をかけるという結果を招くのです。初めての場合、みんな全員、一般には大学を考えますが、現在は適切で成功すると言う確約にはなっていません。
遺伝も無関係
よくある事例として親が音楽家だから子供も音楽家にしたいという家庭もあります。一見、音楽に向いていそうに見えますが、一切関連性はありません。それは実際にプロになったアーティストが証明しています。親が全く関係のない分野の出身であっても、子供が歌手になったという事例のほうがむしろ多いのです。音楽の素養は遺伝で身に付くものではなく、あくまで本人の意志で決まるのです。9割は歌やピアノのレッスンを受ける前に向き、不向きを全て努力する前に決めてしまう方は多いです。
音楽教室でトレーニング
音楽の才能を伸ばすにはスクールなどに通ってトレーニングするしかありません。上手に技術を上げる方法としては独学など他よりも聞いたところ、間違いなく、教室がおすすめ。独学は思ったほど伸びません。教室では違いがあり、講師が導いてくれます。先生の指導や動画などを見て簡単に歌のレッスンを受けられます。大きな努力ができる環境で大きな表現ができるようになります。重要なスキルを学校で誰でも少しからでも身につけましょう。楽しく音程など本当に楽しく学べますから音楽的な絶対音感、大事なリズム感など大事なことを知れます。
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