今バンドは時代遅れ?1900年代後半から2000年代初頭に若者を中心にとても流行しました。メンバー募集なども音楽スタジオなどに張り紙が多数載せられており、応募も募集もたくさん行われていました。しかし商業ロックが2010年代に世界的に衰退していくことから、バンドを組む人も急激に減っていっています。これはなぜなのでしょうか。
バンドは時代遅れ?
以前のロックバンドと言えば、女にもてて、しかも花形の職業とも言われていました。レディオヘッド、オアシスなどがニュースを発信していた時期はまさにロックの全盛期でもありました。しかし今ではロックはヒットチャートにも出てこなくなり、ヒップホップやEDMなどが絶頂期を迎えているのです。ロックバンドを目指す人も減り、個人で音楽活動をしている人が増えています。ロックバンドはなぜ減っているのでしょうか。
メンバーを集める
バンドの面倒なところはボーカル、ギター、ベースギター、ドラムを集めなければなりません。バンド次第ではキーボードや他の楽器をさらに募集することもあります。そしてメンバー全員の都合がいいときにしか活動ができません。そういった制約もあることから、バンドとして活動する人が減っています。時代は多様化してきており、生活リズムや生活時間も多様化しているため時代に合わない活動スタイルなのです。
DTMの進歩
今の時代に音楽をやっている人はヒップホップや電子音楽ばかりになっています。この背景の一つとしてはDTMの進歩があります。パソコンで楽曲製作が比較的容易になり、ハードルが下がっていることから、敢えてバンドを組む必要性が薄れています。個人で活動ができてしまうため、バンドを組むメリットがなくなっているのです。
売り上げが人数で割られる
売り上げも問題です。バンドの場合は4人程度で組むことが多いため、バンド活動で得られた収益も等分されてしまいます。そのためやりがいを持てなくなる人も少なくないのです。他のメンバー頼りになっているが故に1人あたりの売り上げも減ります。バンドメンバー全員が生きていくには売り上げをずっと出し続けなければいけなくなります。
バンドサウンドが流行っていない
そもそもの話になってしまいますが、商業音楽の世界ではすでにバンドが衰退しています。ロック自体がもはや過去の遺物になってきています。ヒットチャートを見てみましょう。ヒップホップや電子音楽はいくらでも見つかりますが、ロックはありません。これはどこか1カ国の話ではなく世界全体でのトレンドになっています。
バンドで生きていくには
では、今後バンドはどのようにしていけばいいのでしょうか。実際のところはかなり厳しい未来が予想されます。商業音楽の世界ではどうしてもロックがすでに衰退しているため、バンドだけで生きていくのはかなり難しいと考えたほうがいいです。曲の商品やコンテンツはなかなかダウンロードでもサービスで販売しても売れず、サポートや特集などを組んでくれないとなかなか厳しいです。ビジネスでアイドルのように生き残るには?方法やポイントを以下に解説します。
メンバーに頼らない
バンドの最大のリスクは他人に依存してしまうことです。全員揃わないと活動できないということが最大のリスクになります。個人事業主はずっと稼ぎ続けなければなりません。メンバーに頼りっぱなしはやめましょう。自分1人でもできる何かを始めましょう。もしくはロックをどうしてもやりたいのであれば、ソロプロジェクトを立ち上げて一人で活動するというのも手です。
他の収入源
バンドだけでやっていくのは現実的に厳しいです。これは商業音楽の世界がすでに証明しています。ロック自体が需要がなくなっているため、バンドとしてやっていくのはかなり難しいと言わざるを得ません。それでもバンドを続けるのであれば、他の収入を作ることが大事でしょう。投資や起業などで成功していくしかありません。
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