民族楽器サーランギーはインドやその周辺でもっとも知られている伝統弓奏楽器。世界中で利用可能なリュート属擦弦楽器でインドの楽器の中では最も人間の声に近い楽器とされています。サーランギーは弦を弓でこすって音を出す楽器で、主にインドの伝統音楽で使用されます。北インド,ネパール,パキスタンなどに分布していてそれぞれの地域で独自の進化を遂げている楽器です。現在では広く認知されている楽器で世界に知られています。
場所
インドでこの楽器は生まれました。アジアで打楽器とともに使われる用品でベトナムなど東南アジアでもユーザーがいます。
価格について
価格は2万円くらいから50万円以上のものもあります。以下の記事でオンラインショップを紹介していますので購入しましょう。ページから案内がありますのでサーランギの弦楽器をカテゴリから探しましょう。商品の発送は数日で行われます。送料はサービスによります。買い物はケースやcd、dvdなど小物と共に可能です。
サーランギーの歴史
サーランギーはインド起源の民俗楽器として古くから使われており、代表的な楽器です。サーランギーが100以上の音色を出せると言われているため、サーランギーの語は、100を意味するsau、色を意味するrangという2つの言葉から来ています。サーランギーは中世には存在していた楽器とされています。17世紀ころから古典音楽にも取り入れられるようになり,徐々に一般化していきました。現在声楽の伴奏楽器として、さらに伝統音楽でも使用されており、インドでは広くし知られている楽器の一つです。
サーランギーの特徴
サーランギーは長さ約60cmで,1本の木をくりぬいて作られ,全体が丸く、長方形の楽器です。胴は、一本の木をくり抜き、動物の皮や腸を張って作られています。弦を擦る弓は、馬の毛で作られています。サーランギーは弦を弓でこすって音を出します。ヴァイオリンのように弦を指で押さえますが、指の爪の側で押さえます。サーランギーの弦の数はとくに決まりがありません。普段は40本ほど弦が張られていますが、実際に演奏されるのは3本の弦です。残りが共鳴弦として使われます。あぐらをかき,縦に構え,弦を横から爪で押すようにして音程をとって演奏します。押さえ方で音色を変えることもでき、繊細な表現もできる楽器です。そのため、演奏者には技術力が問われる楽器ともいえます。インドではおもに声楽の伴奏楽器として使われている楽器です。サーランギーはインドだけでなく、ネパールでも使用されている楽器です。ネパールではサーランギーを伴奏にして独自の民俗音楽を演奏します。
サーランギーの曲
サーランギーはインドの伝統音楽で広く使われている楽器です。
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