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タブラ : インドの打楽器 民族楽器の特徴、価格、歴史について

Instrument

タブラは北インド発祥の打楽器です。アラビア語起源の言葉で“太鼓”を意味します。高音と低音のふたつの太鼓を、指や手のひらで叩く打楽器ですが、叩く場所によっていろいろな音色がでるようにつくられ、それぞれの音に呼び方があり、叩きかたを言葉で憶えていくという仕組みになっています。この楽器は今ではインドでとても有名な民族楽器となっており、伝統音楽でよく使用されています。映画やテレビなどでも出てくる楽器です。

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場所

国はどこかといえばインドでこの楽器は生まれました。古典音楽で大きな重要な役割を果たし、伴奏で用い、独特の表現で少し違いを生み出すことができます。インド音楽のリズムでは必須で奏法は独自。南インドなどでも奏でることが多いです。雰囲気や音階も良く、旋律も一番楽しみな楽器です。大きいので響く楽器です。

価格について

価格は10万円近くかかります。高いものだと100万円くらいします。以下の記事でオンラインショップを紹介していますので購入してみましょう。ページで情報を紹介しています。商品はセットでも買えますのでトップから条件で絞って検索しましょう。

タブラの歴史

インドは11世紀頃よりイスラム系の侵入を受けるようになります。デリー周辺をイスラム系が支配するデリー五王朝の時代となります。その第2代の短命の国家、トルコ系のキルジー朝に宮廷詩人・音楽家のアミール・クスローがいました。この人はシタールを発明し、多くの作曲もした偉大な音楽家ですが、タブラの発明もしたことになっています。タブラの原型で、アラビアやイランのイスラム教徒達によってもたらされたのが、ナッカーラです。ナッカーラとは、対になった太鼓です。本来イスラム軍隊が戦場で敵を脅かし味方を鼓舞させる軍隊の太鼓であり、ラクダや馬の背に据え付けて、馬上の鼓手によって演奏されました。18世紀、アミール・フスローはパカワージを二つに割ってタブラを発明したとされています。同様にパカワージを二つにしたものでは、16世紀、とある演奏会で、スダール・カーン・ダーリーというパカワージ奏者が、バグワン・ダースというライバルに勝てず、楽器を地面にたたきつけた時に、二つに割れてタブラになったという逸話もあります。

タブラの特徴

タブラは2個で一つと見なされる打楽器です。タブラ(高音)とバヤ(低音)という2種類の太鼓を組み合わせてタブラ・バヤとも呼ばれます。高音のタブラの胴は木で、低音のバヤは銅や真鍮などの金属で作られています。どちらも皮はヤギ革であり、高音のタブラは中央に、低音のバヤは中央よりやや前側に、鉄粉を穀物の粉などと練りこんだ、スヤヒと呼ばれる黒いものが塗られています。演奏は右手でタブラを人さし指、中指、薬指や手のひらを使って高音を奏でて演奏します。そして左手ではバヤに手のひらの付け根を押し付けたり擦ったりして、不思議な余韻のある低音を作り出します。音は右手で5種類程度、左手で3種類程度の音を出すことが可能です。

タブラの種類

タブラはタブラとバヤから構成されています。

Tabla

アラビア語の「太鼓」に由来。

Baya

左の意味を持つパーカッション。

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