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【音楽ジャンルと世界音楽市場】ワールドミュージックとは? 地域、民族の音楽

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ワールドミュージックとはなにかというと、民族音楽を連想する人がとても多いです。しかしながら、そうとは言えないジャンルです。民族音楽は別のジャンルに当たるため、ワールドミュージックとはまた違うジャンルになります。ではワールドミュージックとは一体どのような定義になるのでしょうか?それについて記事にしています。

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ワールドミュージックとは?

ワールドミュージックというと、民族音楽をイメージする人がとても多いですが、違います。世界各地の、特に都市における脱ポピュラー音楽のようなものを指します。地域や民族の音楽のテイストを含みながらも、他の音楽ジャンルとも融合している音楽を指します。ワールドミュージックとは、古い伝統を慈しむだけの趣味ではありません。むしろいろんな地域の、古いもの新しいものにフラットに触れることで、文化の脈動と広がりを感じるのがその醍醐味なのです。そのため、色々なジャンルとの融合が図られているジャンルでもあるのです。

World Music

ワールドミュージックの定義

しかしそうなると、実際のところ、ワールドミュージックの定義はどうなるのでしょうか。一般的には民族音楽学者のブルーノ・ネトルはヨーロッパ音楽の要素を取り入れて非ヨーロッパ地域で作られた新しい音楽群をワールドミュージックと呼んでいます。その一方で全世界のすべての音楽を指すジャンルとしてワールドミュージックと呼ぶ人もいるのです。また、ヨーロッパ音楽の要素を取り入れて非ヨーロッパ地域で作られた新しい音楽群をワールドミュージックと呼ぶ人もいます。非常にあいまいさがありますが、それこそがこのジャンルの一番面白いところです。

歴史

ワールド・ミュージックと関わったミュージシャンの先駆けとなったのはポール・サイモンです。1972年に「母と子の絆」でレゲエのリズムを紹介し、1980年代になるとアルバム「グレイスランド」をヒットさせました。これにより世界の音楽業界も、ワールドミュージックというジャンルを認識するようになりました。それによりビートルズやローリングストーンズなどもインド音楽などに関心を持ち、そのテイストを入れた楽曲をリリースしています。2000年代以降は色々なレコードレーベルやレコードショップなどもワールドミュージックというジャンルを用意しており、一般層にも広く認知されています。

ワールド・ミュージックの例

ワールドミュージックは世界中に多数展開されていますが、その中のいくつか情報を一覧で抜粋します。西欧などでブームも起こり、音楽家が80年代を中心に注目されました。ビートや音楽性は南アジアなどの様式で知られています。

Afrobeat

音楽のジャンルの一種で。ファンクやジャズの流れを汲むナイジェリア起源のアフリカ音楽であり、アフリカのパーカッションを用いたブラスバンド編成となっているのが特徴。アフロ・ファンクと呼ばれることもあります。

cha-cha-chá

ダンソンとソン・モントゥーノをベースにした、キューバ起源のリズム、およびダンス。ラテン音楽のリズムの1つで、2拍子系。キューバのダンス音楽ダンソンを改良したもので、1950年代に流行しています。現代ポピュラー音楽のテイストも混ざっています。

Irish music

アイルランドで口頭伝承によって伝えられた歌とダンスの音楽。イギリス、アメリカ、カナダ、オーストラリア、などそれ以外の国でも、移民として移り住んだアイルランド系の人々によって親しまれており現地の音楽とも融合しています。近年では人気も高まり、世界中で演奏されています。

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